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地域金融が持続可能なまちづくりをリードする【SDGsログ vol.321】
佐賀銀行、顧客のＳＤＧｓ支援 企業価値向上へサービス開始 「宣言」策定後もフォロー
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/811352
佐賀銀行（佐賀市、坂井秀明頭取）は、取引がある法人を対象に、国連の持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）に関する取り組みを支援するサービスを始めた。専用ヒアリングシートで各企業の取り組み状況を分析し、今後の目標などを盛り込んだ各社個別の宣言の策定を支援する。ＰＲも手伝い、企業の価値を高め持続的な経営をサポートする。
SDGsゴール17番「パートナーシップで目標を達成しよう」のターゲットをご覧になったことがありますか？
まだというかたはぜひこちらから一度ご覧ください。
SDGs｜目標17 パートナーシップで目標を達成しよう｜世界中が手をつなごう
https://sdgs-support.or.jp/journal/goal_17/
途上国への経済協力がメインですが、知識や技術の共有も盛り込まれています。
また、官民のパートナーシップ推進も奨励されています。
ブレない方針のもと、一致団結してゴールを達成しようということです。
これを日本サイズに翻訳してみるとどうでしょうか。
官民協働の地域づくりと密接に結びつくことは容易にわかります。
同時に、地域間の格差の解消も視野に入れるべきであることに気づきます。
多くの自治体で官民協働の推進・奨励が行われています。
ただし一つだけ大きな壁があります。
官民協働は自治体の境を越えることができないということ。
このハードルを乗り越えて広域パートナーシップを構築するためにはどうすればよいのか。
ここで大きな力を発揮するのが金融機関です。
特に、地域金融と呼ばれる地銀や信用金庫などです。
と、ここまで書きましたが、これは私のオリジナルではなく受け売りのお話、
詳しくは、ぜひこちらの書籍をお読みくだださい。
『実践から学ぶ地方創生と地域金融』
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761527488/
今回、佐賀銀行がこうして地域でのリーダーシップを発揮するのは大歓迎です。
金融機関だからこその豊かな人脈から、企業間のコラボレーションの演出もできそうです。
このプロジェクトから、多くの持続可能な取り組みが生まれることを強く期待しています。
佐賀銀行は「地域の芽 未来の芽・育む債」というSDGs私募債も取り扱っています。
持続可能な取り組みをしてる企業は、資金調達のハードルが下がるという仕組みです。
さぎんＳＤＧｓ私募債「地域の芽 未来の芽・育む債」の取扱い開始について
https://www.sagabank.co.jp/news/001392.php
間違いなく、これからの地域づくりの一翼を担う地域金融。
これまでに培ったノウハウと豊かなリソースを地域創生に活用してもらいたいものです。
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