7月8日(土)に福岡天神のウィズスクエア福岡店で「超高齢社会体験ゲーム・コミュニティコーピング デモ体験会・レセプション(九州)」を開催しました。
コミュニティコーピングとは?
人と地域資源をつなげることで「社会的孤立」を解消する協力型ゲームです。
ゲームは2021年からスタート!ターンごとに、悩みを抱えた人が6つの地区のどこかで発生します。同じ地区に4人以上、悩みを抱えた人が年の最後にとどまると、地域体制が崩壊し、ゲームオーバー!
果たして皆さんの地域は、2030年まで存続し続けることができるでしょうか?!
ゲームの進め方はシンプルで、地域にやってくる人たちの悩みを聞き、それを解決できる専門家とマッチングして笑顔になってもらうのですが、実際にやってみると、これがなかなか簡単ではありません。
悩みを抱えた人と専門家のマッチングのタイミングが合わなかったり、悩みを聞くのが間に合わず、取り残されてしまった人が地域にじわじわ増えてきたり。
感染症流行などの思いがけないトラブルが発生すれば、またたく間に地域はキャパシティオーバーに。
今回、4組でゲームをしましたが、最後までクリアできたチームは一つもありませんでした。
ゲーム後には、今回の体験からの気づきをワールドカフェ形式で共有しました。
・地域には話をする場所がない。
・話を聞いてもらうだけでも気持ちが落ち着く。
・横のつながりが足りないかもしれない。
・問題を先送りしない。
さまざまな課題・気づきが共有され、自然と対話が生まれました。
「地域には、誰でも気軽に立ち寄れる縁側のような場所が必要だ」
こんな意見に、みな大きくうなづいていました。
今回ご参加くださったみなさんは、地域でのコミュニティ活動を熱心にされている方々で、中には公民館の館長さんやお寺のご住職もいらっしゃいました。
きっと今回の気づきを具体的な形にしてくれることと信じています。
このゲームを開発した一般社団法人コレカラ・サポートの千葉さん、そして九州の認定ファシリテーターのみなさん、
そして、何よりも警報級の大雨予報で、行き帰りの足を心配しながらも会場にお越しくださったみなさんの熱意には、心から感動しました。
このイベントは、コミュニティコーピング九州支部設立キックオフイベントとして開催されました。
今後、九州各地でこのような体験を通じて、みなさんの地域活動のお手伝いをしていきたいと願っています。
コミュニティコーピングは、人数4〜6人、所要時間1〜2時間で、参加者が座れるテーブルとイスがあれば開催可能です。
少しでもご興味をお持ちになった方は、お気軽にお問い合わせください。
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