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【SDGsログ vol.162】戦争の深い傷を人のつながりが癒す
映画『家へ帰ろう』
http://uchi-kaero.ayapro.ne.jp/
ブエノスアイレスに住む88歳の仕立屋アブラハムは、自分を施設に入れようとしている家族から逃れ、スペイン・フランスを経てポーランドへと向かうための旅に出る。その目的は、第2次大戦中のホロコーストから逃れ、自分の命を救ってくれた親友に自分が仕立てた「最後のスーツ」を渡すこと。
監督・脚本を手掛けたパブロ・ソラルスは本作が長編映画の監督2本めで、自身の祖父の家が「ポーランド」という言葉がタブーであったことから発想を得、自身のアイデンティティーを確認するために避けて通れないテーマを感動のロードムービーとして結実させた。
今回は映画を紹介します。
2017年制作の『家へ帰ろう』
スペイン・アルゼンチンの合作で、日本では2018年12月に劇場公開されています。
ホロコーストの深い心の傷を負った老人が主人公。
彼は「ポーランド」という言葉を口にすることもできません。
ドイツの地に自分の足で立つこともできません。
そんな彼が苦労しながらポーランドに向かう道中に様々な人と出会います。
その人々との交流の中で、頑固一徹だった彼の心もしだいに優しくなっていきます。
戦争は、国の正義という名の下に残虐な行動を人に強います。
いつか戦争は終わりますが、そのあとにいったい何が残るのでしょうか。
アメリカがアフガニスタンでの長い戦争を終えましたが、本当に人々は幸せになれたのでしょうか。
武力による解決は反発を生みます。
1人のテロリストを殺せば、新しいテロリストが複数生まれます。
人々の心に深い傷を負わせるのが戦争です。
こんなことが地球のすべての地域でなくなってほしい。
切にそう願います。
私たちの国を守るために、強い軍事力を訴える政治家がいます。
果たして本当にそれで私たちは安全なのでしょうか。
そういう政治家にこそ、こういう映画を観てもらいたいものです。
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アカウントをお持ちの方はぜひご覧ください。
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