森の減少によって音楽を失うことになるかもしれない【SDGsログ vol.253】

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森の減少によって音楽を失うことになるかもしれない【SDGsログ vol.253】
ヤマハ、楽器用木材調達を持続可能に 産学研究や植林

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC07DNG0X01C21A2000000/

ヤマハが楽器に使う木材の持続可能な調達に力を入れている。森林の育成などで京都大学との共同研究のほか、北海道とは連携協定を結びエゾマツの植林を進める。楽器に採用するのは一部の良質な木のみで、希少性が高く気候変動の影響も懸念される。環境に配慮しつつ、数十年先にも安定して楽器を生産できるよう先手を打つ。

ピアノやギターなど、多くの楽器は木で出来ています。
豊かな音色を奏でるためには、木材の質にもこだわる必要があります。
希少価値の高い木材が入手できなくなれば、楽器が姿を消すことにもなりかねません。

300年も前に製造されたストラディバリウスが高価で取引されるのも、唯一無二のその音色のためです。
その時代には良質な木材が手に入ったのかもしれません。
ギターなどでもヴィンテージの楽器は鳴りのランクがまったく違います。

量産された楽器の音色に物足りなさを感じるのも木の違いによるのかもしれません。
十分に乾燥されていないので、曲がりや歪みが出ることも少なくないようです。
大量生産・大量消費というスタイルが、楽器本来の良さを出せなくしているのでしょうか。

楽器に使う木材は繊細で、生育状況が変わると音に影響する。ピアノ業界では音を響かせる響板(きょうばん)にスプルースがよく使われるが、地球温暖化などで生育が早まり、音を伝えるのに必要な密度が足りなくなるとの懸念も一部である。代替材のない樹木については、ヤマハのように生育環境の調査や有効活用するための技術開発が欠かせない。

木も生き物です。
当然のことながら温暖化の影響を受けて生育するわけです。
以前とは同じ音色で鳴らすことが、今後は難しくなるのかもしれません。

楽器はぜいたく品だからなくてもよい。
そう考える人もいるかもしれません。
しかし、大切なのはそこではありません。
私たちの社会が以前と同じことができなくなろうとしていること、ここへの関心を持つことがまず大事なのではないでしょうか。

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