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平和ボケと笑うヤツには笑わせておけばいい【SDGsログ vol.346】
あの日の春秋:軍隊がなくても国はやっていける(2003年3月17日)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/889585/
軍事費をそっくり教育や社会福祉に回す。軍隊がなくても国はやっていけることを学校で教える。「平和ぼけ」と言いたがる人には、実際にやってみせて、こう言う。「ほら、できるだろ」
そんな国が本当にあることを知っているだろうか。憲法で「軍隊は持ちません」と宣言して半世紀以上が過ぎた。国境の内も外も平穏な地域ならまだしも、内戦や紛争が絶えない中米での話
ウクライナで戦闘行為が続いている現状に、非常に大きな失望を感じています。
私たち人類はかくも愚かな存在であったのかと。
一刻も早い戦闘状態の終結を心より願っています。
これは対岸の火事ではないと、日本国内での危機感をあおり、憲法改正を進める声を多く聞きます。
あろうことか「核共有」という言葉を持ち出して、日本も実質的な核装備を進めるべきだと主張する人もいます。
私たちの国の平和は、強力な軍事力によって守らなければいけないものなのでしょうか。
「北風と太陽」の寓話が示すように、軍事力に対して軍事力で対抗する図式の先には「和解」の文字は見つけられません。
軍隊という暴力を双方(あるいはどちらか一方)が放棄することで、初めて対話の道が開かれるのかもしれません。
国家というものは国民の安全を保障する義務があります。
国民の安全というのは、国民一人一人の尊い命を守ることに他なりません。
国家を維持するために国民の命が失われていくのは、本末転倒ではないでしょうか。
私たちの日本でも80年前には国体護持のスローガンのもとで多くの命が失われました。
そこからかけがえのない学びを得た現代の私たちは、決して同じ轍を踏んではいけない。
その誓いを崇高な理念として表したものが憲法9条であると私個人は信じています。
今起きている議論は、チンピラや不良のケンカのように見えます。
相手がナイフを持ってくれば、それより強力な短刀を持ってくるという発想と根本が同じです。
対立し、いがみ合う2人が何かの拍子に腹を割って話し合って意気投合し、そこからは仲間となるというストーリーは、あながち映画やドラマの中だけではないのかもしれません。
ヘミングウェイは『武器よさらば』を著しました。
寺山修司『書を捨てよ、町へでよう』にならって、「武器を捨てよ、話し合おう」とならないものでしょうか。
すべては対話によってのみ、解決できると私は思っています。
なお、弊社が主催するソーシャルシネマ専門オンライン映画館ウナギネマでは、コスタリカの平和国家への歩みを描いた『コスタリカの奇跡』を近日上映予定です。(画像はこの映画のものです)
上映日時などは後日あらためてご案内いたしますのでお楽しみに。
映画の詳細については以下のリンクからご確認いただけます。
『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』
https://www.cinemo.info/48m
オンライン映画館ウナギネマは現在、新規会員を募集中です。
ご興味を持たれた方は、ぜひこちらのページもご覧ください。
http://unaginema.com/
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