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九州はジェンダーギャップ王国でした【SDGsログ vol.351】
共働き夫婦の家事育児、格差ワーストは福岡 1日に女性4時間23分…男性は
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/887440/
上智大の三浦まり教授らでつくる「地域からジェンダー平等研究会」は8日の国際女性デーに合わせ、各都道府県の男女平等の度合いを政治、行政、教育、経済の4分野に分けて分析した「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」の試算を公表した。九州7県の「ジェンダー・ギャップ指数」では、特に政治分野の男女格差が大きい点が課題だ。女性の国会議員(選挙区選出)は衆院が福岡と長崎に各1人、参院が福岡に1人のみ。県議会の女性比率は最も高い長崎で13%、熊本と大分は5%に満たない。
「行政」「教育」「政治」「経済」の4分野で、それぞれのトップ5が公表されています。
私の暮らしている九州エリアは、経済分野の1位に沖縄県がランクインしているだけ。
実際に暮らしていて感じていることが、データとしても明らかになったという印象です。
記事にもありますが、福岡は共働き家庭の家事負担の格差が全国ワースト。
女性が1日あたり平均4時間23分に対して、男性はわずかに30分。
男女とも同じようにフルタイム勤務であるとすれば、これはあまりにひどい偏り方です。
社会通念として「こういうもの」というのが浸透している背景があるのでしょうか。
だとすれば、その考え方を新しく変えていく必要があります。
その点で、若い世代には大きく期待したいところです。
同時に、社会のあり方へのアプローチとしては、政治分野に女性の声を届けることも大切です。
まずは身近な市町村議会に女性を増やして、そこを足掛かりに意識改革をしていけるといいですね。
そのためには女性、しかも若い世代の候補者が出てくるような働きかけを、みんなでしていきましょう。
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