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【SDGsログ vol.75】6匹に1匹は食べてはいけない魚?
不当に獲られた魚が食卓に? IUU漁業が世界にもたらす弊害
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b1e318fa15676f77eaad5135b93d9c449be491c
魚が題材の投稿が3連続となりました。
今回は「IUU」がキーワードです。
IUU漁業とは、違法(Illegal)、無報告(Unreported)、無規制(Unregulated)の頭文字を連ねた漁業の名称であり、持続可能な水産資源管理に脅威をもたらし、正規の漁業者を不公平な競争にさらすものだ。
5月末、米国は中国の大手水産会社がIUU漁業を行ったと認定し、同社の全ての水産物に対して輸入禁止の措置をとった。このように、いまIUU漁業は世界的にも問題視されている。
地元でも旅先でも海岸に行くと「密猟禁止」の看板が目立ちます。
逆に言えば、それだけ密猟が横行しているということにもなります。
「タダで美味しいものを食べたい」という目先ばかり見ていると足元を救われることにもなりかねません。
日本で暮らす私たちの生活に魚は欠かすことができません。
今まで当たり前に口にしていたものが手に入らなくなったり、高価すぎて買えなくなったり。
そんな未来に向かいたくはありません。
いつまでも美味しい魚が食卓に並んでいてほしい。
そのためには持続可能な漁業に私たちも協力する必要があります。
実は、いますぐIUU漁業のリスクを排除した安心で安全な水産物を選べる方法がある。国際漁業認証を取得した漁業は、国連のFAOの行動規範に基づく厳しい基準を満たしているので、天然魚の「MSC」、養殖魚の「ASC」といった認証マークのある水産物を選ぶことで、IUU漁業のリスクを避けることができるのだ。
ちなみに、MSCの認証マークは海洋管理協議会(Marine Stewardship Council)が管理しているMSC「海のエコラベル」と言われているもの、またASCは国際的非営利団体の水産養殖管理協議会(Aquaculture Stewardship Council)が認証しているもので、どちらも信頼性は極めて高い。
私たちが購入する魚をきちんと選択することで持続可能な漁業が可能になります。
前回投稿の理論では5%変われば世界が変わるはず。
魚を20回食べるうちの1回でも認証マーク付きのものを選ぶようにしたいですね。
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