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【SDGsログ vol.195】自転車のまま電車に乗れたら最高に便利です!!
西鉄天神大牟田線で「サイクルトレイン」の実証実験 自転車畳まず持ち込み可
https://trafficnews.jp/post/111484
西鉄天神大牟田線で、2021年10月23日(土)から12月12日(日)までの土休日、自転車を折りたたまずそのまま車内に持ち込める「サイクルトレイン」の実証実験が行われます。
「サイクルトレイン」の対象車両は、「水都号」を除く日中時間帯の特急列車。6両編成のうち1両が自転車持ち込み可能車両になります。西鉄福岡(天神)発と大牟田発それぞれに設定され、運賃のみで利用可能です。
対象駅は特急が停車する西鉄福岡(天神)、薬院、大橋、西鉄二日市、西鉄久留米、花畑、大善寺、西鉄柳川、新栄町、大牟田の計10駅。1人1台まで持ち込めます。
最寄駅から自転車のまま電車に乗って、目的の駅で電車を降りたら、自転車で目的地に向かう。
これができれば、わざわざ車に乗って移動しなくても済むという人が増えそう。
ぜひ平日日中にも走らせてもらいたいです。
このサイクルトレインは、実は欧米では当たり前の光景。
電車の中には自転車用のスペースもしっかり確保されています。
これまで日本で広まらなかったのは、電車の乗車率が圧倒的に違うからでしょうか。
世界の駅の乗降客数ランキングでは、トップ20をほぼ日本が独占しているという話もあります。
また、自転車を電車内に持ち込むには、原則として折りたたむなどして袋に入れることが規定になっていることも多いようです。
ただし、もしかしたらそれ以外にも理由はあるのかもしれません。
なぜなら、ベビーカーを電車内に持ち込むことへの批判が根強いという現実があるからです。
ラッシュ時の通勤電車ならいざ知らず、スペースに余裕があるときでも苦言を呈する人が少なくありません。
サイクルトレインも、もしかしたら背景に「不寛容」があるのかもしれません。
これまでの日本では、みな均質であることが美徳で、そこからはみ出るものは攻撃の対象となってきました。
農耕型社会という歴史がこのような人々の意識を生んだのかもしれません。
自分とは異なる立場や考え方の人に対して、理解を深め共感できる。
これからの時代は、そのようなダーバーシティを大切にしていく必要があります。
これからの日本もぜひ「寛容」な社会になっていってもらいたいものです。
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