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【SDGsログ vol.194】地域でつくる笑顔の輪「カナスヤー運動」
【はばたけあすの顔】カナスヤー運動20年以上続く
http://www.miyakomainichi.com/2017/07/100908/
西辺小学校(砂川靖夫校長)は20年余り「カナスヤー運動」を続けている。平良の市街地から通う子供たちも登校の前に「おじい、おばあ」や地域のおじさん、おばさんたちが住むカナスヤーを訪ね「おはようございます」とあいさつ。カナスヤーの人たちは「勉強がんばってね」「友達と仲良くするんだよ」などと励ますという。放課後は両親の仕事帰りまで預かるおじい、おばあもおり、カナスヤー運動はお年寄りの生きがいづくりにもつながっている。
宮古島の西辺小学校では「カナスヤー運動」という取り組みが行われています。
西辺小学校の子どもたちには、一緒に暮らす家族のほかに、カナスヤーと呼ばれる家があります。
朝、投稿するときには必ずここに立ち寄り「おはようございます」とあいさつ。
遠くに住んでいて車で送迎が必要な子どもも、カナスヤーで車を降りてあいさつして、そこから歩いて登校します。
放課後にもカナスヤーに立ち寄り、宿題をして帰る子どもいるそうです。
学校からのお知らせなどをカナスヤーのおじい・おばあに見せることも多く、カナスヤーからの連絡で提出物を知る家庭もあるとか。
子どもたちは、家族以外の人と接する中で感謝の気持ちを育みます。
カナスヤーのおじいやおばあにとっては、生きがいの一つにもなります。
同時に高齢者の見守りという機能も担っています。
子どもたちは地域のみんなで育てるもの。
一昔前なら当たり前だったこの考え方が、最近ではあまり大切にされていません。
他人の子どもに注意するなどすると、逆に反発されたり、ひどいときには変質者扱いされることも。
子どもたちは私たちの宝です。
みんなの愛を注いで大きく育ってほしいものですね。
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