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安全だから期間短縮するわけではありません【SDGsログ vol.303】
濃厚接触者の待機期間、7日間に短縮…首相「社会経済活動とのバランス取る」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220128-OYT1T50179/
岸田首相は28日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」対策として感染者の濃厚接触者に求める待機期間について、現在の10日間から7日間に短縮すると表明した。エッセンシャルワーカーは2回の検査を組み合わせ、5日目に解除する。首相官邸で記者団に語った。
確かに、感染拡大を防ぎつつ社会を回すためには必要な措置なのかもしれません。
しかし、どこかに違和感を感じます。
以前に似たような経験をしたことがふと思い出されます。
福島原発事故による放射能汚染。
屋外では基準値以上のセシウムが検出され、外で子どもたちが遊べなくなりました。
食品や飲料水からも同様に検出され、日常生活に支障が生じました。
そこで政府は暫定的に、基準値を緩和しました。
理由は、私たちの社会生活を維持するためです。
今回の待機日数短縮とまったく同様ではないでしょうか。
そもそも基準とは「安全を確保するためにはこれだけ必要だ」という観点で決められているはずです。
それを変更するということは、リスクがあることを前提としつつ社会生活を優先するということになります。
ここを勘違いしないようにしないといけません。
待機日数が短縮するのは「安全」だからではないのです。
リスクよりも社会生活を優先するための政治的判断ということです。
感染の爆発的拡大の中で、政治家の方々も苦渋の決断をされていることと思います。
私たち一人一人が、期間短縮の意味をしっかりと理解して、更なる感染拡大をしないよう、これまでと同様の感染対策をとっていきましょう。
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