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国境という壁は私たちの心の中にあります【SDGsログ vol.288】
留学生支援で八幡を元気に スリランカ料理店を開いた元スペワ職員
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/860564/
留学生支援と同時に、商店街の活性化にもつなげたい。そんな思いを込めたスリランカ料理店「キャンディアン」が昨秋、北九州市八幡東区の中央町商店街にオープンした。運営する一般社団法人「グローバルエデュケーションサポート」理事長、小林典子さん(49)=同区=は「日本の労働人口が減る中で、日本に来た留学生が力を発揮できる共存共栄の社会をつくりたい」と意気込む。
社会保障を考えるときに、海外から来ている方への支援を否定する意見を聞くことがあります。
私たちの住む日本は、海外の方に対して寛容性が低いと言わざるを得ないのかもしれません。
ウィシュマさんの悲しいニュースがはっきりとそれを裏付けています。
名古屋入管・スリランカ人女性死亡問題に見える「外国人嫌悪」という日本の闇
https://diamond.jp/articles/-/282418
何らかの事情があって苦しい状況に置かれている人が目の前にいると考えてください。
その人が日本人なら必要な支援が受けられて、他の国の方はその支援が受けられない。
そんなことがあってよいのでしょうか。
私たちが海外の国に滞在しているときに窮地に陥ったとしたら。
その時に「外国人だから助けない」と言われたらどう感じるでしょうか。
自分の身に置き換えてみれば、簡単に想像できることだと思います。
この記事で紹介しているのは、せっかく日本で学びながら、就職できずに帰国する留学生の話です。
就職できない理由が日本人でないからだとしたら。
私たちは国籍で人を見て、その人の中身を見ようとしていないことになりはしないでしょうか。
Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
有名なイマジンの歌詞の一節です。
人と人を隔てる壁は、私たちの心の中にあります。
この壁は、自分がなくそうと思えば消せるものです。
すべての人が平等に生きられる社会を実現したいと切に願います。
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