クスノキさんが心を軽くしてくれます【SDGsログ vol.295】

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クスノキさんが心を軽くしてくれます【SDGsログ vol.295】
「もしもしクスノキさん 学生生活の悩み聞いて」 大木そばに謎の黒電話 九大大橋キャンパス

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九州大大橋キャンパス(福岡市南区)を見守る大きなクスノキのそばに、黒電話が置かれる日がある。指定の番号をダイヤルすると男性の声が応じ、目の前の大木と話しているような感覚に包み込まれる。新型コロナウイルス禍で思い描いていた大学生活を送ることができない学生たちは、本音や悩みを漏らす。「クスノキさん、実はね…」

素敵な発想ですね。
人に言えない悩みは誰しもあるもの。
それをこっそりクスノキさんに聞いてもらえます。

ペットを相手に悩みを打ち明ける人もいます。
ぬいぐるみに苦しい心のうちを話す人もいるでしょう。
返事がなくても、話すだけで心は自然と軽くなるものです。

昨年4月、初めて設置。説明板に「語らいの木 悩み、相談、何でも聞いてくれます」と掲げた。時間の余裕を見つけてはこれまで7回設置し、43人が利用。「コロナ禍で友達ができにくい」「勉強がうまくいかない」「就職活動で失敗した」…。15分以上話し込んだ人もいた。
南井さんは校舎内で「クスノキさん」として聞き役に徹した。相手の顔は見ないし、名前も聞かない。「久しぶりに大学に来て話ができてうれしい」と学生たちの声が弾んだ。

コロナでリアルに会う機会が減りました。
大学に入学したばかりで友人がまだいない人はどんなに心細かったことでしょう。
そんなときにクスノキさんと話すことで少しでも前向きになれたなら。

自粛生活が続く中で「雑談」の価値が見直されています。
オンラインで会議することはあっても、雑談はうまれにくい。
リアルで対面している時は、この雑談が絶妙な潤滑油として機能していたのかもしれません。

効率ばかりを追求すると息苦しくなります。
一見すると無駄に思えるものが、実はいい働きをしてくれている。
私たちは生活の中にもっと「余白」を大事にしたほうがいいのかもしれませんね。

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