【SDGsログ vol.106】手取りのお金が増えるのは大歓迎!でも……

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【SDGsログ vol.106】手取りのお金が増えるのは大歓迎!でも……
最低賃金、28円引き上げ930円に 過去最高の上げ幅

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc9a920d72f3f49720e52bf64f3545062ccfab31

厚生労働相の諮問機関「中央最低賃金審議会」の目安小委員会は14日、2021年度の地域別最低賃金(時給)の引き上げ幅について28円を目安とすることを決めた。引き上げ幅は過去最高で、全国平均で現在の902円から930円に引き上げられる見通し。経営者側は新型コロナウイルスの感染拡大による経済悪化を理由に、現状維持を求め、引き上げを求める労働者側と対立したが、「全国加重平均1000円」を目指す政府方針を背景に引き上げる方向で決着した。

時給が28円上昇するということは、
28円×8時間×月22日勤務=4928円が毎月増えてくれるということになります。
これはなかなか嬉しいニュースです。

手取りが増えることで消費意欲が刺激され、
それが経済の活性化に結びつくことになればよいのですが
そう簡単な話ではなさそうです。

今回の最低賃金引き上げには2つのポイントがあります。
①一律28円引き上げ(地域差の考慮なし)
②なぜ今このタイミングなのか

これまでは東京などの都市部の引き上げ幅を大きく、それ以外は小さくというランク分けをしていました。
地域によって物価や企業の体力が異なるからです。
それでも労働者が多い都市部の上げ幅が大きいので、加重平均の数字には十分に効果がありました。

それが今回は一律28円の引き上げ。
最低賃金1000円の早期実現という錦の御旗はありますが、背景には総選挙の影もちらりと見えている気がします。

そして2つ目のポイントは、なぜこのタイミングなのか
コロナで経済的危機に追いこまえれている中小企業からは悲鳴に近い声も聞こえてきそうです。
売り上げもまだコロナ禍前に戻っていないのに賃金だけが上昇すれば、さらに経営は苦しくなります。

その結果、非正規雇用の雇い止めや、パートやバイトの時間削減につながりかねません。
人が減れば、その分の業務を他の社員が分担することになり、労働環境は悪化します。

最低賃金1000円早期実現ももちろん進めてほしい政策ですが、
様々な状況を総合的に判断して、国民の一人一人が笑顔になれる形で進めてほしいものです。

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