新車じゃなくてもEVにしてほしい【SDGsログ vol.226】

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新車じゃなくてもEVにしてほしい【SDGsログ vol.226】
エンジン車をEVに改造、目標は1台100万円未満

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211110-OYT1T50191/

パナソニックなどは10日、エンジン車を電気自動車(EV)に転換した「コンバージョンEV」を普及させる実証実験を岐阜県多治見市で始めた。同社が出資する新興企業が必要なシステムを用意し、地元企業と組んで市販のガソリン車を改造する。将来的にはEVの導入コストを引き下げ、地域で脱炭素の取り組みを促す狙いがある。
エンジンで動く市販の軽貨物車を改造したEV。後部のトランクにバッテリーを取り付けた(10日、岐阜県多治見市で)
新興企業「AZAPA(アザパ)」(名古屋市)が設計し、ソフトウェア技術で走行を電子制御するシステムを提供する。多治見市の自動車整備会社が市販の軽貨物車からエンジンなどを外し、電池やモーターを取り付けた。
価格は約350万円。商用車として企業などに販売する予定だ。アザパの近藤康弘社長は、2025年頃に価格を1台100万円未満に下げる目標を示した。

これは本当に実現してほしい!!
脱炭素の流れは変わることはありませんが、車は趣味の側面も非常に大きいもの。
今でもクラシックカーへの人気が高いことからもそれは明らかです。

私自身もいわゆるスーパーカー世代なので、昔の車に乗りたいという欲求はあります。
街中でファラーリとかが走っているとついつい目で追いかけてしまいます。
ところが、今後すべてEVになれば、こうした旧車はすべて姿を消すかもしれません。

外見などはそのままで駆動部分だけを入れ替えることはできないものか。
そんな私の疑問に答えてくれたのが、この記事でした。
自動車の世界にもアップサイクルがやってきたとでも言えましょうか。

既存のものをうまく活用しながら新しい技術で持続可能な社会を実現する。
まさにSDGsの精神そのものの取り組みであるように私は思います。

「コンバートEV」で検索するととてもたくさんのページがヒットします。
課題は費用の高さ。
この問題をクリアして、新車じゃなくてもEVが普通になってほしいものです。

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