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【SDGsログ vol.175】2階の窓くらいの高さがあれば発電できます
わずか3mの落差で水力発電 12月から本格稼働へ
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000229568.html
わずか3メートルの落差を利用して水力発電に取り組みます。
フランスで製造された発電用の水車2基を設置する作業が行われています。
農業用水から水を取り、わずか3メートルの落差を利用して発電します。
1年間で一般家庭30世帯分の発電が可能ということで、今後、テストなどを経て12月から本格稼働する予定です。
発電できる量が1000キロワット以下の小規模な水力発電を巡っては全国に500カ所以上、存在していますが、政府も固定価格買い取りの対象にしていて、拡大が見込まれています。
3メートルの高さといえば、だいたい2階の窓くらいでしょうか。
この程度の落差であれば、かなり多くの河川にあるでしょう。
また用水路などを少し工夫すれば新しく設けることもそれほど難しくなさそうです。
別の記事を調べてみたところ、発電量は最大19.8kwとのこと。
昼間在宅者のいる2人家庭の場合、1日の消費電力は平均で7.7kwだそうです。
最大出力と消費電力の関係がよくわかりませんが、ある程度の家庭には供給できそうです。
生活インフラの維持が懸念される地域にとって、この技術は大きなプレゼントでしょう。
また都会であっても、この技術は活用できそうです。
コンクリートで地面が覆われている都会こそ、雨水の誘導がやりやすいように思えます。
一時的に貯水できる装置を設置することができれば、3メートルの落差は作れるでしょう。
生活排水なども利用できれば、さらに都会での活用が期待できそうです。
下水処理場などへの導入が可能か、ぜひ検討してほしいですね。
この技術ですべての電力をまかなうことは無理でも、脱炭素に向けてプラスの要素が増えることは喜ばしいことです。
問題はコストだと思うので、広く普及することでコストダウンができるようになることを願っています。
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