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ハイテクで買い物の楽しさがよみがえるかも【SDGsログ vol.280】
宮若の最先端スマートストア「小売りの未来」へ実験 【世界に挑む③】
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/856828/
「焼きたて熱々のピザ、ただ今焼き上がりました」
天井からつり下げられた複数のデジタルサイネージ(電子看板)が一斉に「できたて」を案内する動画に切り替わった。買い物客でにぎわう昨年12月末の夕暮れ。食欲をそそられた客が総菜コーナーに集まった。
ここは福岡県宮若市中心部のディスカウントストア「スーパーセンタートライアル宮田店」。かつて大手スーパーのダイエーが入居した商業施設の跡地に昨年10月末、開店した。運営するトライアルホールディングス(福岡市)はこの店を「史上最先端のスマートストア」と位置づける。
天井から商品棚を撮影する大量のAI(人工知能)カメラは、売れ行きや欠品を管理し、切れ目のない補充に生かす。将来はIoT(モノのインターネット)も活用し発注を自動化。コスト削減と業界が直面する人手不足に臨む。
カメラには別の役割もある。客が棚の前で立ち止まったかどうか、商品を手に取ったかどうかを分析。蓄積したデータを生かし「欲しいものが見つかる」品ぞろえやサイネージの情報発信に役立てる。
大型スーパーでの買い物はとても便利です。
広い駐車場があって、品揃えも豊富。
そこに行けばなんでもそろいます。
でも、無味乾燥で楽しくない。
そんな印象はないでしょうか?
私個人はそう感じてしまうことが少なくありません。
「自分がほしいもの」を買うことが目的だからなのではないでしょうか。
必要なものが手に入れば、車に戻り家へと帰ります。
便利ではあるけれども、心がワクワクする瞬間には出会いません。
ちょっと前まで、買い物は個人商店が集まる商店街が舞台でした。
今日は何を食べようかなと思いながら通りがかった魚屋のご主人が「今日は活きの良いアジが入ってるよ!」
顔見知りの八百屋さんでは「大根安くしとくから」
ウナギを焼く匂いに惹かれたり、ずらっと並んだ行列の先頭が気になったり。
そんな出会いがたくさんあるのが商店街の買い物でした。
「モノを買う」ことよりも「買い物に行く」ことが楽しみでした。
便利さと引き換えに楽しさを失ったように見えるスーパーでの新しい改革。
天井からのデジタルサイネージは、さながら八百屋さんのご主人のよう。
今日はこれ買わないともったいないよ。
そんな声が聞こえてきそうです。
しかも、AIを活用した商品管理やデータ化で、さらに便利さも進化していきます。
これはもしかしたら「買い物の楽しさ」がよみがえるのかも。
そんな期待でワクワクが大きくふくらみますね。
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