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【SDGsログ vol.130】アマゾン の森林を破壊しているのは誰か?
「過去1年のアマゾン森林消失、広島県に相当 環境団体「野放し」と批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/026787caf261b01d69f32962c7eea4ff44c9c749
【サンパウロ時事】ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は6日、2020年8月から21年7月までの1年間にアマゾン盆地に位置する「法定アマゾン」9州で8712平方キロの熱帯雨林が破壊されたとの暫定推計を明らかにした。
広島県の面積に相当する。近年で最悪だった前年からは5.8%の減少にとどまった。
アマゾンでは、環境保護を軽視するボルソナロ政権が誕生した19年から消失が加速。環境NGO「オビセルバトリオ・ド・クリマ」は「アマゾンでは環境犯罪は野放しだ。それどころか、現政権がパートナーとなっている」と厳しくボルソナロ政権を批判した。
確かに、環境保護よりも経済を優先する政権のやり方は批判されても当然でしょう。
しかし、問題の本質はそこではありません。
なぜブラジルの人々は熱帯雨林を破壊するのでしょうか。
破壊された熱帯雨林は牧場や飼料用穀物の農場へとなるそうです。
それでは、そこで生産された牛肉はどこで消費されるのでしょうか。
熱帯雨林を開拓したブラジルではありません。
ブラジルで生産された牛肉の多くは海外へと輸出されます。
つまり、熱帯雨林破壊の背景には安価な牛肉を大量に消費する先進国の生活があるわけです。
私たちが低価格で焼肉食べ放題を楽しむほど、アマゾンの熱帯雨林が消えていくのかもしれません。
牛肉を生産するために必要な飼料、水、土地は、他の食材とは比較にならないほど大量です。
多くの牛肉を消費する生活スタイルも、地球温暖化に関係しているということです。
私たちの毎日の生活は、世界の現状と直接つながっています。
このつながりを意識して、生活を楽しみたいですね。
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