森林環境税として年間1000円が課税されるのをご存知でしたか?【SDGsログ vol.234】

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森林環境税として年間1000円が課税されるのをご存知でしたか?【SDGsログ vol.234】
2024年度開始「森林環境税」は何のため?森林の今とこれから

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f437e45c4645d2e03a3dc508b080c675a8e05c1

── 森林環境税は、私有林の手入れなどに活用されると聞きました。
森林の公益的機能(森林が持つたくさんの機能のうち、木材の生産をのぞいた機能)の発揮は、誰が所有しているかによらず、全ての森林に求められるものですから、私有林についても森林整備を進めていくことが重要です。

── ただでさえ林業は儲かりづらいのに、そうした手入れは山の持ち主にとって負担ですよね。また、最近は持ち主がわからない山もあるとききます。
ご指摘のとおり、森林を所有していても、山から離れて暮らしていたり、相続が進んだりで、森林への関心は低下し、持ち主だけに管理を任せることは難しくなっています。
また、そもそも森林所有者がわからなかったり、所有者がわかっても所有の境界がわからなかったりという問題が起きています。
そういったなかで、最初にお話ししましたが、土砂災害の防止など森林はさまざまな役割を果たしているわけですから、手入れの行き届かない森林などについては、公的資金も入れつつ、森林のもつ公益的な機能を十分に発揮させていく必要があります。
そこで2024年度からスタートするのが「森林環境税」なのです。
これは、地球温暖化を防止するための温室効果ガスの排出削減目標の達成や、災害の防止などのために、手入れの行き届いていない人工林の間伐や、人材の育成、あるいは木材利用の促進や普及啓発といった森林整備及び、その促進に市町村などが取り組むために用いられます(「森林環境税」を活用する「森林環境譲与税」は、先行して2019年度から市町村などへの譲与が始まっています)。
森林環境税は、1人あたり年間千円、住民税とあわせて納めることになり、皆さまにはご負担をお願いすることとなりますが、森林環境やそこから得られるさまざまな公益的な機能を守っていくために、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

林業を取り巻く状況が厳しいことはいろいろな形で伝えられています。
同時に、森林整備が不十分なために起こる災害も後を断ちません。
森林環境税はこうした現状を打破するために導入されるものだと言えそうです。

私有林までが対象ということに違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに税金がある特定の個人の利益のために使われるようにも見えます。
しかし、森林から受ける恩恵は、保有している個人のみでなく、広く私たちにも還元されるものです。

森林が整備されることによって、自然災害が軽減されるメリットは大きいですね。
また、水質保全や生物多様性などによる恩恵も少なくありません。
何より、美しい景観が私たちの心を癒してくれています。

本来は、このように「課税」という形ではなく森林が保全されることが望ましいでしょう。
残念ながら、安い輸入木材の方を選択して国内の林業を衰退させたのは他ならぬ私たちです。
そのツケをこうして税金という形で支払うのは、仕方ないことなのかもしれません。

森林環境税及び森林環境譲与税(林野庁HP)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/kankyouzei/kankyouzei_jouyozei.html

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