急ぐときは速達を使えばいいだけの話です【SDGsログ vol.335】

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急ぐときは速達を使えばいいだけの話です【SDGsログ vol.335】
はがきや手紙の翌日配達なくなる 深夜仕分け取りやめ 日本郵便

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220226/k10013502351000.html

日本郵便は深夜に行ってきた郵便物の仕分け作業を2月末までに順次、日中の時間帯に移していて、これにより投かんの翌日に届く普通郵便のサービスは、原則、なくなります。
日本郵便は、はがきや手紙などの普通郵便について、これまで深夜から早朝にかけて行ってきた仕分け作業を、2月末までに全国の郵便局で順次、日中の時間帯に移します。これにより、これまで投かんの翌日に届くことがあった、同じ都道府県内や近隣の県などに送る場合でも、今後は、投かんの翌日に届くサービスは原則、なくなります。

日本郵便のこの決定に賛同します。
これまで通常郵便でも翌日に配達できていたエリアでは多少の不便を感じるかもしれません。
しかし、郵便事業の今後を考えれば妥当な判断であると私は思います。
急ぎの場合、速達を利用すれば、これまでと同様の期間で配達されるので問題ありません。

日本では様々な業種で人材不足が深刻化しています。
少子高齢社会の中での持続性を考えた場合、労働時間の短縮による人材の集中は必要ではないでしょうか。
通常のビジネスアワーである9:00〜17:00の中ですべての業務が終わるのも、至極当然であるとも言えます。

日本の労働生産性の評価は、捉える視点によって異なりますが、
長時間の残業のため労働生産性が低いとする意見は根強いものがあります。
「24時間働けますか」の時代ほどではないとは言え、家族揃って夕食をとっている家庭はどのくらいあるのでしょうか。

SDGsに関わることとして「ディーセントワーク」という言葉がよく聞かれるようになりました。
働きがいのある人間らしい仕事のことです。

就業時間中はしっかりと働き、それが終わったら家族や自分のために時間を費やす。
休暇もきちんと取得して、肉体的にも精神的にもリフレッシュしてまた仕事に取り組める。
無理のない働き方をすることで、職場内でのストレスも軽減される。

夢物語などではなく、諸外国ではすでに行われている働き方です。
働くことと自分らしく生きることが、自然に両立できる日本をつくっていきたいですね。

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