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【SDGsログ vol.145】やっかいなCO2が地熱発電で活躍!!
地熱発電にCO2活用、地下水不要で適地多い利点…大成建設が事業化目指す
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/business/20210822-567-OYT1T50218
大成建設は、二酸化炭素(CO2)と地熱を活用した国内初の発電事業に乗り出す。CO2を地下深くに注入し、地熱で温めて地上に噴出させ、タービンを回す方式を目指す。2036年以降の事業開始を見据え、技術開発を進める。すでに実証実験が行われているCO2の地中埋設技術「CCS」を応用し、脱炭素化への貢献を図る。
脱炭素の取り組みにおいてはCO2をどのように処分するのかという議論が中心です。
その中で最近は、CO2を素材・資源として活用しようというアイデアも生まれ始めています。
今回紹介した大成建設さんの取り組みもまさにその一つですね。
火力発電所や工場などから排出されたCO2を回収し、山間部などで地熱が蓄えられている深さ2〜3キロ・メートルの地盤に注入する。高温・高圧になったCO2を地中から噴き出させ、発電する仕組みだ。噴出後のCO2は冷却し、再び発電に使う。
これまでの地熱発電は、地下水の蒸気でタービンを回す方式が一般的で、蒸気の発生源となる地下水脈を探す必要があった。適地を見つけるのが難しく、発見しても近くの温泉が枯渇する恐れが指摘されていた。
CO2方式だと、こうした制約がなく開発できる利点がある。ただ、実現に向けては、火力発電所などからのCO2の輸送方法や、CO2が漏れ出ない地盤の選定などが課題になるという。
温泉地に行くたびに、すごい勢いの蒸気を見て「あれを発電に活かせたら」と思っていました。
まさか地下水脈を利用していて、温泉が枯れる危険性があるとは知りませんでした。
クリーンエネルギーも大切ですが、温泉ももちろん大切です。
CO2の移動はどのようにするのでしょうか。
ドライアイスにして運ぶのでしょうか。
疑問に思うと同時にワクワクもしますね。
とは言え、地熱発電に活用できるCO2も全体から見ればほんの一部でしょう。
とにかくCO2排出量の総量を減らすこと。
その中でこのように柔軟な発想なアイデアを見つけていきたいですね。
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