ロスジェネ世代の貧困は自己責任ではありません【SDGsログ vol.217】

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ロスジェネ世代の貧困は自己責任ではありません【SDGsログ vol.217】
ロスジェネ、女性、非正規、単身 不安定な生活は自己責任?

https://www.asahi.com/articles/ASPBZ5V2HPBVUPQJ00Q.html

年収はほぼ2人に1人が200万円未満で、貯蓄は10万円未満が最も多い。就職氷河期に社会に出た「ロスジェネ世代」に属する非正規単身女性に焦点を当てた最新調査で、そんな過酷な現実が明らかになった。
調査は2021年3月、横浜市の委託を受けて、公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会がまとめた。当事者アンケートは20年10月に実施し、調査対象は、首都圏在住の34~49歳の働く単身女性計300人。うち非正規が141人で、正規が159人。収入や貯蓄における両者の大きな格差がはっきりと表れた。
非正規の年収は、200万円未満が44%と半数に近かったが、正規では同様の回答は3・1%に過ぎなかった。また、非正規の8割近くが、300万円未満と答えている。
貯金額では、非正規は「10万円未満」が最多で、ほぼ3人に1人の30・5%。一方、正規で最も多かった貯蓄額は、「1500万円以上」で、26・4%だった。
仕事に関する悩みや不安を非正規のみに聞いたところ、「収入が少ない」が53・2%、「雇用継続の不安」が39%で、これがロスジェネ世代の非正規単身女性が抱える「2大困難」だという。
非正規で働く理由として、39%が「正社員として働ける仕事がないから」と答え、最も多い。協会によると、正規だった時期もあるが、企業のブラックな体質やパワハラなどで辞めざるを得なかった人も少なくないという。

バブル経済が崩壊し「失われた20年」と呼ばれる長い経済停滞の時期を迎えた日本。
ロスジェネ(ロストジェネレーション)とは、この時期に就職活動を行った世代を指す言葉です。
「就職氷河期」と呼ばれ有効求人倍率が1を下回り、就職ができない人が多く生まれました。

必然的に非正規雇用の数が増えることとなり、今回のアンケートに表れるようなワーキングプアにつながりました。
圧倒的に女性の割合が高いことが特徴です。
様々な事情から結婚をしたくてもできない単身女性も少なくありません。

ロスジェネ世代は、現在40歳代です。
高齢の親と同居して生活している人も多く、貧困問題はあまり表面化しません。
ところが、その親が亡くなるなどすると一気に生活が困窮します。

貯蓄もほとんどなく、年金もあまり期待できないため、生活保護を受ける人が激増するでしょう。
そうなると、今度は社会保障制度そのものが機能しなくなる恐れもあります。

こうした現状を踏まえて、現行の社会保障制度を改革するなど対策を急がなくてはいけません。
残された時間はもうあまりありません。

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