【SDGsログ vol.183】「環境がヤバい」と言うだけではなく、何ができるかを考えよう

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【SDGsログ vol.183】「環境がヤバい」と言うだけではなく、何ができるかを考えよう 
「SDGsの何番目を?」という質問のヤバさ マリエの考える「SDGs」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e6ac92d70ae7ef46d24fcd684e916beb9fcd3d0

モデル・タレントとして活躍しているマリエさんのインタビュー記事です。
マリエさんのプロフィールは次の通りです。
マリエ モデル・タレント・アパレルブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカル マリエ デマレ)」デザイナー。
10歳からモデル活動を始め、タレントとしても活躍。
2011年に米国の名門校パーソンズ美術大学に留学し、ファッションについて学ぶ。
2017年に自身のブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS」を立ち上げた。
モデル・タレント活動を続けながら、ファッション、エシカル、サステナブルについて精力的に情報を発信。
2020年には環境省森里川海アンバサダーに就任。

米国の方がSDGsへの意識が高いのではないかという問いかけに、そうではないと答えるマリエさん。
ご自身の体調不良とそこからの立ち直りが、サステイナブルな考え方につながったのだそうです。
毛織物の端材をラグとして製品化する活動をしていますが、その一部を長野県松本市の少年院に委託しています。
現在、少年院に入っている彼らが社会に出たときの自立を手助けしたいとの思いからです。

「マリエさんはSDGsの何番をやっているんですか」ってよく聞かれるんです。でも、基本的に全部やってないとヤバいでしょう。「何番をやってます」と言えるほうがおかしいと感じています。

記事のタイトルにもなっていますが、17のゴールそのものが目的となってしまっている例を非常に多く見かけます。
しかし、マリエさんが言うように、全部でなければいけません。
例えば、ゴール17の自然エネルギーに関わっている企業が、実は内部ではジェンダーによる不平等が行われていたりしては、なんのためのSDGsなのかわかりません。

私は利益を追求することが悪いとは思っていないんです。最近お話させていただいた商社の方は、みんな「サステナブルが次の利益になる」と話しています。商社がそう言っているなら、きっと素晴らしい未来が来るんじゃないかとワクワクしているんです。

これは私も同感です。
SDGsでは、経済か環境下の二者択一ではなく、経済も環境も成長することが求められているからです。

若い世代にSDGsが受け入れられていることについては、以下のように回答しています。

危機感や恐怖感があるからではないでしょうか。石油がなくなる、未知の病気が出てくる、地球に住めなくなる……そうならないために何とかしなくてはと考えて、興味が湧いているのではないでしょうか。
もちろん放っておかなかった大人世代もいると思います。でも、「上の人たちが何もしなかったからこうなったんだ」という漠然とした悲しみも相まった感情を抱えているのでしょう。そして、行動に起こして未来を変えるなら、若い人たちがギリギリ間に合う世代なんだと思います。
「環境がヤバい」と言ってるだけではなく、自分たちに何ができるんだろう? とみんなが考え始めたのではないでしょうか。やっとそこまで来たんです。素晴らしいことですね。

グレタさんのスピーチにもありますが、若い世代の中にはおとなたちへの怒り、悲しみ、諦めがあるのかもしれません。
それでも、いま自分が行動することで未来が変えられるのかもしれない。
若者たちのこうした熱い思いが、おとなたちの目を覚ますことになることを期待しています。

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