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できることしかやらないのでは進歩はありません【SDGsログ vol.268】
ベルギー、全原発閉鎖で合意 25年、当初計画通り
https://www.tokyo-np.co.jp/article/150751
【ブリュッセル共同】ベルギー連立政権を構成する7党は23日、国内の原発の原子炉7基全てを当初の計画通り2025年までに段階的に閉鎖することで合意した。正式決定は来年3月に下される見通し。ベルギーメディアなどが伝えた。代替電源の確保が遅れ、実現が危ぶまれていた。
ただ、デクロー首相は23日の記者会見で、可能性は非常に低いとしつつも、電力の安定供給を確保するため7基のうち比較的新しい2基の閉鎖を延期する可能性が残されていると言及した。
ベルギーは03年、北部ドール原発に4基、南部ティアンジュ原発に3基ある原子炉を25年までに閉鎖する法律を施行した。
ヨーロッパを中心に、世界では脱炭素の取り組みが急速に進んでいます。
日本も世界に足並みをそろえて脱炭素に取り組んで、化石燃料発電の廃止を目指しています。
そして、その代替となる基幹電源として、原子力発電を位置付けています。
確かに、自然エネルギーによる発電には不安定というデメリットがあります。
一部には、不安定な電源供給による大規模停電「ブラックアウト」の危険性も指摘されています。
しかし、だからと言って原発を今後も使い続けていくのでしょうか。
ヨーロッパを中心とする脱原発の流れのきっかけは福島の原発事故です。
安全性が謳い文句の原発ですが、ひとたび事故が起これば人類の手では取り返しがつかない。
目の前の恩恵よりも、将来への安全を優先するという言い方もできるかもしれません。
世界の脱原発の流れを生んだ当事者である日本が、いつまでも原発に頼るという構図。
ここに見られるのは、現在の利益を優先する姿勢です。
未来に向けて何かにチャレンジする精神はどこにもありません。
達成すべきゴールを明確に描き、その実現に必要なアクションを選択していく。
「バックキャスティング」という考え方です。
SDGsは、このバックキャスティングに基づいています。
私たちの地球がいつの時代になっても持続可能であること。
今できることだけやっていたのでは到底実現することは不可能です。
しっかりと達成すべきゴールを共有して、みんなで取り組んでいきましょう。
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