SDGsが「持てるもののもの」になっていないだろうか【SDGsログ vol.214】

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SDGsが「持てるもののもの」になっていないだろうか【SDGsログ vol.214】
G20、石炭火力へ金融支援停止で合意 21年末までに実施

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR3140Z0R31C21A0000000/

20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)は31日、首脳宣言を採択して閉幕した。気候変動分野では2021年末までに海外の石炭火力発電への公的な金融支援を停止することで合意した。世界の温暖化ガス排出量を「今世紀半ばごろまで」に実質ゼロにする目標でも一致。新型コロナウイルス対策では、途上国へのワクチン供給を促進することを確認した。
首脳宣言では再生エネルギーなどの開発を支援するとした一方、21年末までに「海外の新規の石炭火力発電所への国際的な公的融資に終止符を打つ」と明記した。温暖化ガスの排出削減対策が講じられていない発電所が対象になる。一方、G20各国内の石炭火力発電所の縮小や廃止では合意に至らなかった。

石炭火力の新設を減らすことで温暖化に歯止めをかけるのはいいと思います。
ところが、気になる点が3つあります。

①「海外の新規の石炭火力」
G20各国内の石炭火力発電所の縮小や廃止では合意できなかったと記事にもあります。
これでは、先進国が途上国の石炭火力発電建設を抑止して、先進国内の石炭火力の温暖化への影響は不問ということになってしまいます。

②「公的融資」
公的融資は停止するが、民間に関しては特に制限しないことになります。
これでは実質的な効果に結びつくか甚だ疑問です。

③温暖化ガス対策をした石炭火力は対象外
確かに、対策をしてあるので影響は抑えられていると思いますが、根本的には化石燃料の使用そのものをゼロにしていくはずです。
これでは、骨抜きの対策になってしまいかねません。

これから経済発展をしようとする途上国にとって電力需給は大きなテーマです。
先進国は石炭火力を用いなくても十分にまかなえるかもしれませんが、途上国は違います。
温暖化防止という大義を大切にしつつ、先進国が途上国を支援できる枠組みづくりが必要だと思います。

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