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【SDGsログ vol.157】小さな島が取り組む大きな意義のある実験
合成洗剤使用を島全体で3か月中止してみよう…環境浄化の効果、実証実験
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210902-OYT1T50243
入浴や洗濯、食器洗いなどに用いる合成洗剤の使用を島ぐるみで取りやめ、無添加せっけんに替えると、海の環境や生き物にどのような影響があるか――。そんな産学官連携の実証実験が1日、福岡県宗像市沖の地島で始まった。シャボン玉石けん(北九州市若松区)などが参加しており、地域全体でせっけんを使う試みは珍しく、海洋環境の保全につながる成果が期待される。
福岡県宗像市にある地島(じのしま)は、周囲9.3km、人口170名ほどの小さな島です。
この島で今月から3ヶ月にわたり、合成洗剤を使わないとどうなるかの実証実験が行われます。
かわりに使うのは、合成界面活性剤や香料、着色料などを含まないシャボン玉石けん株式会社の無添加せっけん。
川や海に流れた無添加せっけんは短期間で水と二酸化炭素に生分解され、せっけんかすは魚や微生物の栄養源となるため、環境への負荷が小さいという。生後4か月の長女を抱いて出席した女性(32)は「漁業が島の主な産業だが、水揚げが減っている。娘や島の将来のために実験に協力したい」と話した。
日本の環境保護活動の先駆けである尾瀬の山小屋では、環境を守るために歯磨き粉も含め、石けん類の使用はできません。
ところが、海に流す生活排水にはここまでの規制はありません。
いくら海が広いとは言っても、まったく影響はないと言えるのでしょうか?
地島漁業の中心はウニ・ワカメ・アワビなどが中心です。
今回の実証実験からどのような結果が示されるのか、とても興味深く見ていきたいと思います。
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