近い将来、無人の船が港を行き来するのかもしれません【SDGsログ vol.326】

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近い将来、無人の船が港を行き来するのかもしれません【SDGsログ vol.326】
離島航路存続の救世主?  自動運航船25年実用化急ぐ

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/879465/

フェリーなど船の自動運航技術の開発が進んでいる。船員の高齢化や人手不足で存続に苦心する離島航路が増え、全国の約4割の有人離島を抱える九州でも導入に期待が高まる。2025年の実用化に向け、企業や国、自治体などが実証実験に乗り出しているが、安全技術の確立や関連法の整備などハードルは高い。

どの分野でも人材不足が大きな課題となっています。
ここに採り上げられた離島航路は特に深刻な状況になっています。
人がいないからと言って、航路を廃止すれば島民の生活が成り立ちません。

記事でも言及されていますが、海上には道がありません。
しかも波や風による不確定要素も多く、制御するのは簡単ではないようです。
そのような中でも実現が急がれるのは、以下の切実な事情によるものです。

産学官を挙げて開発を急ぐ背景に、深刻な船員不足がある。国交省によると、国内の船員は6万4034人(20年10月現在)で、30年前から58%減った。国内の港を行き来する内航船は、50歳以上が半数に上る。
特に船員に離島居住を求める離島航路は、人材確保が難しい。島民の減少で採算が悪化し、賃金を上げる余裕もない。全国の離島航路290のうち、国の補助金で運営を続ける赤字航路は127に上る。この4割弱の47航路が九州にある。

いまの島の暮らしをこれからも持続させるためにも、1日でも早く自動運航の技術が確立されてほしいものです。
この技術は、漁業での人材不足の解消にも役立つ期待もできそうです。
無人の漁船が港から出港する姿を見る日も、もしかしたら間近かもしれませんね。

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