ものの値段にはちゃんと意味があります【SDGsログ vol.313】

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ものの値段にはちゃんと意味があります【SDGsログ vol.313】
手仕事に対価を支払うことの意味 ドイツの職人の訴えに共感

https://www.chietoku.jp/teshigoto-taika-doitusyokunin/

日本にも「芸は身を助ける」という言葉がありますが、ドイツには「手に職があることは黄金の基盤」ということわざがあります。
さすが職人を大切にする国!と思いますが、一方でドイツはDIY大国。家や車のちょっとした修理なら、普通に自分でやってしまう文化があります。
ですから、自分でもできそうな仕事に対して、職人に高いお金を払うことをもったいないと感じる人も多いようです。

似たようなことは私たちの日本でもありますね。
仕事の対価をできるだけ安く上げたいと考えるのは無理のない話です。
なぜなら私たちのお財布には限られた額のお金しかないから。

ぜひこの続きをリンク先の記事でお読みください。
ある大工さんが、見事にお客さんに仕事の代金を納得させています。
プロの仕事の代金にはきちんと意味があるのですね。

「ピカソの30秒」という有名なエピソードがあります。
たった30秒で描き上げた絵に法外とも思える値段を要求するピカソ。
なぜなら、この絵は30年と30秒で描いたものですと。
ピカソは「30年と30秒」かけて絵を描く
https://www.sankei.com/article/20160420-SYVBIEV3RJLALJDZZORGMQHFRU/

私たちは毎日の生活の中で「安価」であることが正義であるかのような錯覚をしています。
少しでも安いものを求めてスーパーのチラシをチェックする方もいらっしゃいます。
それぞれの人が置かれている立場は様々なので、そうする必要のあるかたも当然いらっしゃいます。

しかし、深い理由もないのに安さだけを求める消費のあり方はどうなのでしょうか。
すべてのものの価格には意味があります。
安い商品には、安く売れる理由があるのです。

社会全体が安さを求めるようになると、それは私たちの労働対価として跳ね返ってきます。
そして、さらに安いものを求めざるを得なくなる。
こんな世の中に私たちは暮らしたいのでしょうか。

行われた労働に対して、正当な対価を支払う。
それによって、労働を提供する側も対価を支払う側も恩恵を受けることができる。
これこそが、私たちの社会が目指していきたい方向ではないでしょうか。

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