できるか、できないかという議論はもう時代遅れです【SDGsログ vol.306】

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できるか、できないかという議論はもう時代遅れです【SDGsログ vol.306】
女性管理職など30%程度「早期達成困難」が半数以上 主要100社

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220131/k10013458071000.html

企業の管理職や役員など指導的地位に占める女性の割合を、2020年代の可能なかぎり早期に30%程度にする政府の目標について、NHKが国内の主な企業100社にアンケートを行ったところ、半数以上が「早期の達成は難しい」と回答しました。

ドイツやニュージーランドなど、女性がリーダーを務める姿を見るたびにうらやましい気持ちになります。
私たちの日本はいつ女性リーダーが誕生するのでしょうか。

私が暮らしている福岡県柳川市の市議会議員は、21名中女性はわずか1名です。
男性議員にジェンダー平等の視点がないとは言いませんが、女性の声を社会に反映するためには、女性議員の数を増やすことが不可欠です。

企業でも同様です。
女性にとって働きやすい職場の実現には女性管理職の増員がなくてなならないでしょう。
しかしながら、半数以上の企業がその見込みがないとの回答でした。

もちろん、管理職になりたくない女性もいらっしゃるでしょう。
背景には、家事や子育てなどの家庭での負担が女性に重くのしかかっている現状があります。
ここを改善できなければ、女性が安心して働くことは難しいでしょう。

性別によって不利益をこうむることがないようにするのがジェンダー平等です。
同等の能力を有しているのに、男性なら管理職になれるが女性ではなれないではいけないわけです。

ジェンダー平等は「できるかできないか」ではなく「実現するために何をすれば」よいのかを議論すべきです。
女性管理職の増員を困難にしている要因を洗い出し、それを解消していく。
そのためには何をすればよいのか、各企業はその視点で取り組んでもらいたいものです。

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