エネルギーの地産地消は私たちの未来を救う。

7月10日(月)に、福島県の営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の見学に行ってきました。

営農型太陽光発電とは、農地に太陽光発電施設を設けて、その下で農業も営むというものです。
農家さんにとっては、農業収益に発電による収入が加わるので、より収益性の高い事業とすることができます。


今回、見学のためにお邪魔したのは「二本松営農ソーラー」さん。
太陽光パネルの下で、ブドウの赤ちゃんが立派に育っていました。


別の場所では、牛も2頭飼育されていました。
他にも、マスタードやエゴマなど、収益性の高い作物を栽培していらっしゃいます。

場所を移動して、別のところに行くと、そこには垂直型の太陽光パネルが設置されていました。
先ほどの太陽光発電施設では、農業機械の利用には限度があるのですが、この垂直型であれば、大きな農業機械でも問題ありません。
支柱はしっかりと地中深くまで埋め込まれているので、台風でも安全性に問題はありません。


近年では、太陽光パネルの性能も飛躍的に向上しています。
両面で発電できるタイプもあり、発電効率は非常に高くなっています。

もちろん太陽光パネルの影ができるので、日陰になる部分もあるのですが、トータルで見ればプラスが大きいと言えます。
「農家は儲からない」という声もありますが、営農+発電にすれば、十分に経済的なゆとりが期待できます。

最近、電気代が高いという悲鳴がよく聞かれます。
その原因はウクライナ侵攻などによる世界的な燃料高騰です。

東日本大震災の影響から、化石燃料を用いた発電の割合が極端に高い日本。
気候変動を考える国際会議「COP」では、毎回「化石賞」という不名誉な賞が贈られています。
「日本って、いまだにこんなにたくさんの化石燃料を消費してるんだって。すごいねー」

資源の奪い合いが原因で戦争にまで発展してしまった例は少なくありません。
これからの未来を考えれば、エネルギーの地産地消こそ、安全な生活に欠かせないのかもしれません。

農家さんの生活を豊かにするだけでなく、私たちの大切な未来にもつながる自然エネルギー。
もっともっと多くの農家、農業団体に広がっていってほしいものです。

少しでも興味を持たれた農家さんは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
営農型太陽光発電を始めるための相談窓口におつなぎさせていただきます。

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