【SDGsログ vol.113】金属めっき加工工場が食用コオロギを養殖

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【SDGsログ vol.113】金属めっき加工工場が食用コオロギを養殖
食用コオロギ養殖、来月にも商品化

https://news.yahoo.co.jp/articles/217e3c03ed184d5493f182e04d757557f3c664f7

ものづくりの現場で昆虫飼育―。金属材料のめっき加工を専門にする新庄市の山形工場が、食用コオロギ養殖事業に乗りだした。栄養価が高く、飼育効率の良さが魅力の“スーパー食材”を生産する取り組みで、8月にも商品化を目指す。同社は「地元新庄の特産品開発にもつなげたい」と力を込める。

持続可能な未来のため、誰も取り残されない社会の実現のためには、大きな変革”Transformation”が必要です。
既存の事業の枠組みに捉われることなく、柔軟な発想で事業展開する企業が増えています。
このハイジェント社もまさにその一例ですね。

これから世界の人口は100億に達すると言われていて、食糧不足は大きな課題です。
同時に、環境負荷の観点、生物多様性の観点からも、獣肉の摂取を減らす動きも出ています。
そのような中でスーパー食材として脚光を浴びているのが昆虫食です。

身近なところでは、無印良品が「コオロギせんべい」の販売を始めています。
コオロギが 地球を救う?
https://www.muji.com/jp/ja/feature/food/460936

日本では昔からイナゴが食用とされてきました。
私自身もお弁当でイナゴの佃煮を食べたことがあります。
まったく気にならずに美味しくいただきました。

育てているのは熱帯性のフタホシコオロギ、ヨーロッパイエコオロギの2種で、ともに爬虫(はちゅう)類などの餌として広く流通する。
日本の在来種に比べて成長が早く、ふ化時に1ミリグラムだった体重は成虫になると千倍の1グラムになる。産卵数も多く、増やしやすいメリットがある。100グラム中のタンパク質は牛の4倍超という。牛や豚の飼育に比べ安価で場所を取らない上、温暖化の一因とされる家畜のげっぷに含まれるメタンや二酸化炭素(CO2)の排出もわずかで環境に優しい食材といえる。

生態系の保護のため、工場外へコオロギが出ることがないようにしてもらいたいですが、将来の私たちの胃袋を支える食材としての実力はしっかりとありそうです。
当面は、粉末にしてせんべいやクッキーという形で提供されるようです。
知らぬ間にコオロギを食べていたということも近いうちに起こりそうですね。

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