全人類が米国と同じ暮らし方をしたら地球が5個必要!じゃあ日本人だったら?

今までのやり方では地球の未来は守れない

今までのやり方では地球の未来は守れない。
これまでの延長線上に地球の未来は描けない。
そんな考え方のもと、2015年の9月に国連で採択されたのがSDGsです。

「SDGs」は、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、全国連加盟193か国が2030年までに達成する行動計画。

2030年達成に向けた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
このカラフルな画像を目にしたことがある方は多いと思います。

どのくらい危機的なの?

温暖化対策や環境保全など、地球環境を守る活動の必要性は、毎日のようにメディアにも流れます。
では一体どのくらい危機的なのでしょうか?

指標のひとつに「エコロジカルフットプリント」というのがあります。
これは、WWFが提唱する、人類が地球環境に与えている「負荷」の大きさを測る指標です。
「もし世界中の人が、米国人と同じ生活をしたら、地球は何個必要?」のように考えてみるものです。

1人の人間のエコロジカル・フットプリントは、住んでいる国や地域によって、大きく左右されます。使っている製品やサービス、エネルギーの消費量などが、それぞれ異なっているからです。たとえば、人類すべてが一年間、インドの平均的な市民と同じ生活をするなら、地球の生物生産力の70%で十分となります。しかし、もし全人類がアメリカ合衆国の平均的な市民と同様の生活をするならば、5個分の地球の生産力が必要となります。

https://www.wwf.or.jp/aboutwwf/earth/

その他にも様々な指標が、「これまでのやり方では地球の未来は守れない」ということを示しています。(ワークショップの中でもご紹介していきます)

では、どうすれば地球の未来を守れるのでしょうか?
持続可能な社会をどうすれば作れるのでしょうか?

国連がやってくれるのでしょうか?
日本政府がやってくれるのでしょうか?
自治体がやってくれるのでしょうか?
誰かがよくしてくれるのでしょうか?

それをやるのは「私たち市民ひとりひとり」なのではないでしょうか?

カードゲームを通じてSDGsを自分ごとに!

2030SDGsカードゲームは、このSDGsについて、楽しみながら学べる、体験型のワークショップです。参加者の皆さんには、それぞれに目標が与えられ、それを達成すべく、2030年まで活動をしてもらいます。
皆さんが作り上げる世界はどんな世界でしょうか?経済や環境や生活のバランスはどうなっているのでしょうか?
ぜひワクワクしながら取り組んでみてください。

自分にできることは何かを考え抜く体験

ゲーム中はもちろんですが、ゲームを終えてからも「よりよい世界を作るために何が必要だったか?」「”誰一人取り残さない”というSDGsの目標の一つを達成するためには何をすればよかったのか?」「現実社会でも起きていそうなことは何か?」「現実社会で明日から自分たちができることは何か?」といったことをレクチャーやディスカッションを通じて深めていきます。

ポテトチップスが地球温暖化につながっている?

例えば、みなさんが大好きなポテトチップスが地球温暖化につながっているってご存知でしたか?

ポテトチップスを(安く)作るには、安価な油(パーム油)が必要です。
このパーム油を取るために熱帯雨林が切り開かれています。熱帯雨林が減少することで二酸化炭素を吸収する熱帯雨林が減少して地球温暖化が進むのです。

このように実は私たちの生活が、地球環境にも深く関係しているのです。
このような例は他にもたくさんあります。実は牛肉も関係があります。ワークショップの中ではこういった様々な事例についてもご紹介していきます。

世界は繋がっている。私が起点

世界は繋がっていて、持続可能な社会が作れるか、SDGsの様々な目標が達成できるかは、私たちひとりひとりの行動にかかっている。
世界は繋がっていて「自分が起点」。
このことが体感・学習でき、明日に向けた具体的なアクションプランまで考えることができるのが、2030SDGsカードゲーム。

次回は、2020年12月16日(水)天神で

場所は、ウィズスクエア福岡店。「社会課題」 についての研究発表やワークショップ、セミナーなどの企画運営、また、 ソーシャル活動を実践されているソーシャルマインドを持った人たちのためのソーシャルグッドな気持ちのいいスペースです。

また、このカードゲームは、ファシリテーターによって学びや気づきが大きく異なってくるのも特徴のひとつです。今回は、福岡と沖縄を中心に数千名以上へのファシリテーション経験を持つ地域おこし舎の阿部昭彦が講師を担当します。

まわし読み新聞との特別コラボも!

そして更に今回はもうひとつおまけが!
全国で大人気の「まわし読み新聞」も行います。
新聞を読みながらSDGsの観点から気になった記事をそれぞれ選び、共有しあい、意識向上、アクション促進に結びつけていきます。

まわし読み新聞のサイトより

詳細は下記となります。
ぜひふるってご参加ください!

日時:2020年12月16日(水)19:00〜22:00
定員:16名
会場:ウィズスクエア 福岡店(福岡市中央区大名1-3-7 サウスステージ 3F)
参加費:一般=3000円、大学生2000円
   ※一般2名同時申し込み割引5000円、一般3名同時申し込み割引7000円
詳細・お申し込みは下記をご覧ください(Peatixでのお申し込みになります)
https://chiikiokoshisya-fukuoka05.peatix.com/view