【SDGsログ vol.76】35年かかって結果がわかる仕事

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【SDGsログ vol.76】35年かかって結果がわかる仕事
木を植える若者たち 20代で林業を選んだ理由「次世代に資源つなぐ山づくり。めちゃくちゃ面白い」 鹿児島の現場から

https://news.yahoo.co.jp/articles/b69ec1c06f220635c4710db63440b5aafc56ff8d

一般的に杉は植林してから伐採まで35年かかるそうです。
今やっている仕事の結果が出るのが35年後ということですね。
そこまで先のことを見据えて今を行動する。
これが林業という仕事です。

林業というと、木を伐採して収穫するというイメージが強いですが、
同時に、山を保全するという役割も果たしています。

山や森林が、水を蓄え、多様な生物の住みかとなり、
山の崩落を防ぎ、空気も浄化する。
林業はそれを支えていると考えると、また違う見え方になるのではないでしょうか。

とは言え、多くの課題も。
中でも、安い輸入木材との競合などで市場が低迷していることが深刻です。
木材の自給率は3割程度にとどまってしまっていて、これでは健全な循環につながりません。

安い輸入木材そのものにも大きな問題があります。
価格競争に勝つために違法伐採が行われるという問題もあります。
有名なところでは、新国立競技場の建設が熱帯林の破壊を進めたという指摘もありました。

経済的な効率だけを追求するのではなく、そこに持続可能性も考慮していく。
そのことによって、林業には新たな可能性が開けていくように感じます。

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