鹿児島の地方創生ゲームはマグマのように熱かった!!

3月17日(日)に鹿児島で「SDGs de 地方創生FES 2nd in 鹿児島」が開催されました。
当日はあいにくの雨の日曜日。
にもかかわらず、会場にお越しのみなさんは、窓の外の天気など吹き飛ばしてしまうくらいのパフォーマンスを発揮してくれました。

今回は、SDGs de 地方創生FES 2nd実行委員会の1人として、メインファシリテーターを担当しました。
鹿児島のファシリテーターである岩切祥一さん株式会社プライムアシスタンス)が、会場のご提供と集客をしてくださったのですが、彼の馬力のなんと素晴らしいこと!!
年度末の忙しい中、しかも日曜だというのに、高校生を含めて24名もの方が参加してくださいました。

これは私もパワーをつけて臨まなければ!!
ということで、ランチは黒豚とんかつをしっかりといただきました。
肉の味が濃厚で、ほっぺたが落ちそうに。

自己紹介を各テーブルでしてもらってからイントロダクション。
SDGsや地方創生についてお話ししましたが、会場の中の特に若い参加者の方々が、非常によく反応してくれます。
前で話していてこれは実に勇気をいただけます。

いざ「SDGs de 地方創生ゲーム」スタート!!

12チーム・24名でつくるのは、どのような地域でしょうか。

同じ会社からの参加が一定数あるので、開始後すぐにその人たちが集まり始めます。
しかし、それは全体的なムーブメントには広がりません。
地域の状況メーターも環境以外は今ひとつ。
人口も着実に減少していきます。

2ターン終わったところで中間発表。
後半を始める前に作戦会議タイム。
各チームからゴール達成状況と後半の戦略を一言ずつコメント。
あるチームから出された「人口を増やそう」が後半戦のキーワードになりました。

3ターン目以降は、前半戦とはまったく違うダイナミックな展開になりました。
会場中が一つのキーワードで統一されて、そのための協力が次々に生まれます。
「これをやったら人口が増えるはず!」
「お金は出しますよ」
「公共的団体が必要な人はいませんか?」

やることなく席に座っている人なんていません。
自分のチームのゴールを達成していても、他のチームのために走り回る。
みんなが地域のために心を一つにしたコミュニティが生まれました。

結果は12チーム中、11チームがゴール達成
地域の状況メーターも、人口メーター以外は満足の結果になりました。
「営業マーケター」があと1人いてくれたら全チーム達成できたというところまで地域は成長しました。

振り返りパートでは、様々な意見が出されました。
そして、持続可能な地域をつくるためには「明確なゴールの共有」「情報の見える化」が不可欠だという気づきを、会場の全員で共有することができました。

また「ドベネックの桶」を引用して、SDGs17ゴールのうち、自社にとって都合のよいゴールだけを採り上げて、SDGs企業をアピールするのは、SDGsの本質からはかけ離れているとの説明には、多くの参加者が大きくうなずいてくれました。

気がつけば、あっという間に3時間が経っていました。
一般的に3時間のセミナー終了後は「疲れた」という顔が大多数なのですが、今日に限ってはみなさんの顔が輝いているではありませんか。
ファシリテーター冥利に尽きるとはまさにこのことですね。

桜島のマグマのように熱い鹿児島のみなさん。
ぜひ今回の地方創生FESの熱狂を、ご自身の毎日にフィードバックしてください。
みなさんのご活躍を楽しみにしています。

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