脱炭素、ご当地エネルギーからアースデーまで！SDGs未来ラボの活動ををまとめてみました（11月〜12月）

SDGs未来ラボでは、SDGsを通じたさまざまな地域作りに取り組んでいます。11月から12月にかけての取り組みをまとめてみました（文責・秋山）

アースデイ大分に参加

11月13日(日)、別府公園で開催された「2022アースデイおおいた」にも参加し、SDGsボードゲームを通じて多くの皆さんにSDGsについて知っていただくことができました。お子さんの参加が多かったのも印象的でした。SDGsや地球環境保護の問題は、どうしても堅苦しく考えてしまいがちですが、アースデイのように屋外に飛び出して、自由な雰囲気の中で考えてみる機会があれば、きっと自分ごとにしやすくなりますね。

グリーンコープ様と「ゲームで学ぼうSDGs」を開催

11月23日には、グリーンコープさんの企画で、2030SDGsゲームを通して、SDGsの基本的な考え方などを学ぶワークショップを実施しました。グリーンコープさんが進めているカーボンニュートラルについても触れ、今日からできる具体的なアクションがいくつも生まれました。

災害対策を区長の皆さんと考える「風水害２４」を実施

風水害24とは、大規模風水害の接近から直撃・通過までの24時間をリアルに体験することを通じて、風水害発生時に必要な知識を学び、適切な判断や行動ができるような、風水害リテラシーを高めるプログラムです。11月には、柳川市内（有明校区）にて、区長の皆さんや防災関係の皆さんにご体験いただきました。

社会課題解決に向けた映画上映

SDGs未来ラボでは「ウナギネマ」というソーシャル映画専門の上映会も定期的に実施しています。これまではオンラインでしたが、今期は福岡県内（柳川市民文化会館や天神にあるNPO・ボランティアの活動の中心となっている「あすみん」）にて、フードロスをテーマにした「もったいないキッチン」、ファストファッションに関する問題提起を行う「ザ・トゥルーコスト」、「プラスティックの海」などを上映しました。

カードゲームでSDGs×地域を体験

天神（福岡）ではSDGs de 地方創生ゲーム体験会も実施しました。「SDGs de 地方創生」は、SDGsの考え方を地域の活性化に活かし、地方創生を実現する方法について参加者全員で対話し、考えるためのゲームです。行政担当者や一次産業従事者、工場経営者、市民など様々な役になって、「保育・教育の無償化」「減税」などさまざまなプロジェクトを実施していきます。自治体の方、市民活動を行なっている方、一般企業の方などさまざまな方が参加されました。

脱段素・地域エネルギー普及活動にも取り組んでいます！

SDGs未来ラボでは「脱炭素まちづくりカレッジ」そして「ご当地エネルギー協会」の活動も行っています。

「脱炭素まちづくりカレッジ」は全国各地で気候変動問題の課題解決を先導する人材を育成する教育プログラムで、全国各地の自治体や企業とのコラボレーションにより開催されています。プログラムは下記の３つ。

プログラム１：「脱炭素まちづくり BASIC」【知識習得】：気候変動・温暖化のメカニズムやそれに伴う自然環境の変化、６つの未来危機シナリオなどを学ぶ。

プログラム２：脱炭素まちづくり PLAY !［未来体験］：建設会社、スーパー、農家、電力会社、行政職員等になりきって、脱炭素のためのさまざまなプロジェクトに取り組み、街の温室効果ガス排出量の５０％削減を目指すカードゲーム。

プログラム３：脱炭素まちづくり DESIGN［実践］：自分および自分達が暮らす地域のカーボンフットプリント（排出量）を見える化し、その削減プランを企画・具体化

SDGs未来ラボが本社を置く福岡県柳川市でも、柳川市とのコラボレーションで「脱炭素まちづくり PLAY !」の体験会が行われました（2022年11月27日）。

「ご当地エネルギー協会」総会＆シンポジウム

また、12月には東京の議員会館で「今こそ「地域版GX」の時 — 地域からのエネルギー移行戦略を目指して」というシンポジウムに参加。司会も担当しました。

このシンポジウムは全国ご当地エネルギー協会の主催で地域からの実践の経験を踏まえて、地域版GXをさらに加速させることを目的とするものです。SDGs未来ラボでは、この「全国ご当地エネルギー協会」の事務局として、持続可能で自立した地域社会を実現するための地域主導型の自然エネルギー開発の支援も行なっています。