「子どもみくびり」はいい加減に卒業しよう【SDGsログ vol.319】

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「子どもみくびり」はいい加減に卒業しよう【SDGsログ vol.319】
子どもが政策を作るまち、都農町。人口1万人の町がサーキュラーエコノミー実践の舞台になるまで

https://ideasforgood.jp/2022/02/04/miyazaki-tsuno/

スウェーデンのユースカウンシル(若者協議会)の取り組みをご存じだろうか。地域に住む若者たちが、自分の住む地域をよくするために、具体的な政策を提言したり行動したりするための集まりだ。
そんな若者を中心に地域づくりをするスウェーデンの若者の選挙投票率は85%と高く、全世代と差がない。政治に関心のある若者が多く、若者による活動が盛んだ(※1)。
スウェーデンのような若者主体のまちづくりこそが、未来世代が住みやすい町をつくり、地域を活気あるものにしていくのではないだろうか。そんなふうに、若者──小・中学生の子どもたちが政策提言に携わり、地域づくりを行っている町が日本にもある。
宮崎県にある人口1万人の小さな町、都農町だ。2021年、町にあった唯一の高校が廃校となり、2040年には老年人口が生産年齢人口を上回ることが予想されるなど、日本各地が直面している人口減少の課題に挑む町である。

「子どもだから」「子どものくせに」
年齢が若いことから、その人の発言を軽んじてしまうこと。
これが「子どもみくびり」です。

確かに、若い世代は経験が十分ではないという面はあるでしょう。
しかし、自分たちが中心となる未来を見つめる眼差しは、年長者よりも真剣です。
グレタさんの発言にまともな回答ができない大人がほとんどであることを見てもお分かりいただけると思います。

若い世代の柔軟な発想と未来への想いを、まわりの大人が丁寧につむいでいく。
宮崎県都農町には、そのような人の輪ができているのかもしれません。
リンク先の記事がとても詳しいので、ぜひ全文をお読みください。

SDGsが採択された際のアジェンダのタイトルは「Transforming our world」
私たちの世界は大きく変わることが求められているという決意が込められています。
逆に、これまでのやり方では持続可能社会の実現は難しいとも言えます。

私たち大人が、これまでの経験や歴史を大切にするのは悪いことではありません。
しかし、それではこの先の未来は持続可能ではない。
どこかで私たちの社会は大きく舵を切って変わる必要があるのです。

未来に向かう子どもたちの想いを大切にできる関係性が構築できるかどうか。
試されているのは、子どもたちではなく、私たち大人の側の覚悟です。

子どもも大人も、しっかりと手をとりながら持続可能な未来に向かって行きましょう。

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