つくりたい未来は自分でつくる ~博多高校2030SDGs~

6/17(土)に博多高校2年生を対象に「2030SDGsゲーム」を開催しました。
規模の大きな学校で、私を含め5名のファシリテーターが、それぞれ世界を2つずつ担当しました。
私は柔道場での実施!
これまで様々な環境で開催しましたが、柔道場はさすがに初体験でした。

SDGsを自分ごと化して、生徒さんひとりひとりが具体的な行動につなげられることが大きな目標。
もと教員としては、意図せずとも熱のこもったトークになっていたのではないかと思います。

ゲーム終了時のメーターは、とても対照的な結果になりました。
5組は経済成長重視形の世界で、経済23、環境2、社会2という世界。
8組は経済・環境・社会の3つがともに10を超えるバランスの取れた世界。

ついつい「どちらの世界がいいのか」という比較をしてしまいがちです。
確かにそのような視点もありですが、大切なのはなぜこうなったのかを生徒たちが考えることです。

ポイントは「どちらのクラスも、こういう世界をつくりたいと思って行動したから、こういう結果になった」ということです。

置かれている環境が異なれば、目指す世界も異なるもの。
経済的に厳しい状況であれば、経済のメーターを上げることに注力するのは当然です。
それとは別に、全体を見渡してバランスをとる行動が中心となれば、そのような世界になります。

私たちは、自分たちがつくりたい世界を自分たちの手でつくることができる。
ゲームの中の世界と、現実の世界は、実は同じことなのだ。
2030年、2050年の世界は、私たちの毎日の積み重ねがつくるのだ。

ゲーム終了後の気づきで、そのような投げかけをした際、すべての生徒が集中して聞いていました。
誰が注意することもなく、静かに私の言葉に耳を傾けてくれました。
中には、大きくうなずいてくれている生徒の姿も。

今回のゲームでの気づきが、今後の生徒皆さんの行動につながることを願っています。
ぜひみんなの力をあわせて、誰も取り残さない社会を実現していきましょう。

たかがゲームとお考えの方もいっらしゃると思いますが、ゲームだからこそ得られる気づきは、本質的でかけがえのないものがあります。

ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。
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九州・沖縄を中心に、全国どこへでも出張いたします。

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